さらば!社会不安障害!①

 

社会不安障害ですね』

メンタルクリニックの先生にそう診断されたのは去年の夏のことです。

 

 

 

初めまして、広部露伴と申します。

理学療法士(患者さんのリハビリをする仕事)として

病院で働いてる20代の男です。

社会不安障害と診断され、1年が経ちました。

だいぶ体調も良くなったので、

同じ苦しみを感じている方の参考になれば

とブログを書かせて頂きます。

 

 

 

 

「あぁーやっぱりね・・・」

メンタルクリニックに行く前にネットで

自分の症状をだいぶ調べてきていたので、

なんとなくそうだろうと思っていました。

 

僕がメンタルクリニックに行こうと思った理由の一つは、

「人前で話すときに声が出ない」という症状が現れたのがきっかけです。

病院の朝礼で40人くらいの前で一言話す場面があったのですが

周りの視線が恐怖で、心臓はバクバク、喉の奥が

締めつけられて蚊の鳴くような声しか出なくなってしまったのです。

 

 もともと、人と接するのには気を遣いすぎてしまう傾向でしたが、

それは性格なんだと自分を納得させていました。

しかし、今回初めて声が出ないということに直面して恐怖心を

強く感じるようになりました。

「何これ、病気なんじゃ?」と精神疾患を疑いました。

ネットで調べていくと自分の症状に

ぴったり当てはまる病気を見つけました。

社会不安障害・・・?』

はじめは聞いたことのない病名だと思ったのですが、

近年では『対人不安症』を『社会不安障害』と呼ぶのだそうです。

症状としては

 

・人前で過度に緊張する

・周囲の視線が気になり、恐怖や震えがある

・人前で文字を書こうとすると不安で手が震える

・人前で電話をかけるのが怖い

 があります。

 

僕の場合は

●電話が怖い

 (緊張して何を言っているのかわからなくなりそう)、

●上司の前や慣れていない人だと過度に緊張し、

          軽い過呼吸のようになってしまう、

●飲み会や食事会などは不安が強く出来るだけ避けていました。

毎日周りに気を遣い、精神的に疲れ果てていました。

 

「今まで性格だと

 思ってたけど、

 病気なのかもしれない。

 ということは

 治るってことだよね?」

 

僕は今まで性格だと諦めて苦しんできましたが、病気であれば治療して治るのかもしれないと思うようになりました。

 

病気だと分かって僕はむしろ暗いトンネルから出口の光が見えてきたような、

そんな気持ちになりました。

 

 

さらば!社会不安障害!②へ続く・・・